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フェリクス enters the scene
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ベレト enters the scene
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フェリクス
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……何だ。 誰かと思えば、お前か。
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フェリクス
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静かな場所に来たかっただけだ。 どこもかしこも騒がしくてたまらん……。
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フェリクス
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そんな予定はない。 ……ただ静かな場所に来たかっただけだ。
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フェリクス
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……で、そういうお前は。
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フェリクス
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俺が? ……何だお前は。おかしな奴だな。
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フェリクス
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……そうか。それも当然だな。
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フェリクス
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……おい。
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フェリクス
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お前、女神の塔の伝説を知っているな。 誓いが必ず成就する、というやつだ。
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フェリクス
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くだらなさで反吐が出そうだが…… 信じてみるのも一興だ。
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フェリクス
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フォドラの女神に誓おう。 俺は……
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フェリクス
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……俺は、いつか必ずお前を超える。
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フェリクス
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お前の剣を超え、技を超え、 一人の戦士として、お前に勝利してみせる。
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フェリクス
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何だ、不満か。
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フェリクス
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色恋沙汰を求めているなら、 残念だが、他の男を当たれ。
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フェリクス
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生憎とそういったものには、 縁のない人生を送ってきたものでな。
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フェリクス
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剣と、血と、戦いと。 それが俺のすべてだ。
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フェリクス
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だが……傍目から見れば、逢引きをする 男女に見えなくもないかもしれん。
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フェリクス
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どうしても不満だと言うのなら、 それで妥協しろ。
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フェリクス
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何とでも言え。 俺はそろそろ、訓練場に戻る。
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フェリクス
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俺は、女の手よりも 剣を握っているほうが楽だからな。
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フェリクス
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おい、居座るつもりなら風邪を引くなよ。 ……訓練の相手がいなくなると困る。
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フェリクス
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じゃあな。
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フェリクス leaves the scene