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ベレト, フレン enter the scene
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フレン
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……つまり、どういうことですの?
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今、話したとおり……
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フレン
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こんなところに呼び出して、 そんな冗談を仰るなんて……。
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フレン
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だって、そうでしょう?
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フレン
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先生の中に神祖ソティスがいらっしゃって、 先生がソティスの力を継いだですって?
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フレン
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そんなの……変ですわ。
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でも、本当に……
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フレン
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それなら、お聞きしますけれど、 先生は、男性と女性のどちら?
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フレン
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どう見ても男性ですわよね。 ソティスは女神様ですのよ?
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フレン
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男性である先生が、 実は女神様だなんて、そんな……。
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フレン
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いえ、そういうことも あるかもしれないけれど……でも……
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自分が女神というわけでは……
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フレン
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違うんですの? 力を継いだ、というのは、 ソティスと同化した、ということでしょう?
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フレン
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ああ! もうわかりませんわ、わたくしには!
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これを……
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フレン
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……これは、指輪ですわね。 女性ものの。
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フレン
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何で、そんなものを先生が? やっぱり先生は……!
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そうじゃなくて……
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フレン
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え……? あっ、思い出しましたわ!
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フレン
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結婚したい相手には、指輪を贈るという 習わしがありましたわよね?
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フレン
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では、つまり……! そういう……こと……ですの?
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結婚してほしい
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フレン
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わたくしと……先生が……結婚を?
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フレン
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それはつまり、わたくしを一人の女性として 先生が好きになったと?
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愛している
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フレン
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あ、あい……あわわ……
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フレン
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わたくしあの……そういうのは…… 初めてで……いえ、当たり前ですけど……。
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フレン
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驚いてしまって……その…… わたくしで、構いませんの?
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フレン
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わたくし、あなたとは何かの絆で 結ばれていると思っていましたけれど……
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フレン
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こういう形で結ばれるなんて…… いえ、どこかでわかっていたのかしら……。
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フレン
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……念のために聞きますけれど、 先生は女神様ではないのですわよね?
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違うと言っている
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フレン
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ふふ、ごめんなさい。 この指輪、謹んでお受けしますわ。
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フレン
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海のように広い心で、 わたくしを包んで守ってくださいね。