link
ベレト, ハンネマン enter the scene
link
ハンネマン
volume_up

戦乱の時代は幕を下ろした。 だが、すべてが終わったわけではない。
link
ハンネマン
volume_up

君がなすべきことは多く…… 我輩の夢もまだまだこれからだ。
link
ハンネマン
volume_up

我々は共に前途多難である。 君もそう思わないかね?
link
ハンネマン
volume_up

ふふふ、そうであろう。 そんな君に良き提案があるのだ。
link
ハンネマン
volume_up

そう言われると困ってしまうが…… まずは我輩の提案を聞いてほしい。
link
ハンネマン
volume_up

前途多難の道のりは、 一人で行くより二人で行くほうが良い。
link
ハンネマン
volume_up

我が研究には君の協力が不可欠だし……
link
ハンネマン
volume_up

……いや、そのような建前はよそう。
link
ハンネマン
volume_up

我が研究に、ではない。 我輩の人生に、君が不可欠なのだ。
link
ハンネマン
volume_up

女性の扱いには自信がない。 生涯、独り身であろうと思っていた我輩だ。
link
ハンネマン
volume_up

しかし、君に出会ってしまった。 君とすべてを分かち合いたいと願った。
link
ハンネマン
volume_up

ああ、どうか我輩と同じ想いがあるならば、 この指輪を受け取ってほしい。
link
待っていた
link
ハンネマン
volume_up

待たれていた!? ふむ……想定外の反応だ。
link
ハンネマン
volume_up

とはいえ相思相愛ということであれば、 もはや遠慮は無用であるな。
link
ハンネマン
volume_up

ならば、行こう。 ベレト。
link
ハンネマン
volume_up

君のすべてを明らかにするため、 まずは我輩の部屋で、今後の計画を……
link
実は……
link
ハンネマン
volume_up

なに? 紋章の力を失った? だからどうしたというのだね?
link
ハンネマン
volume_up

我輩は君自身を欲したのだ。 紋章の力などそれに付随するものに過ぎん。
link
ハンネマン
volume_up

それに、紋章を失った体というのも、 研究対象としては面白いかもしれんしな。
link
覚悟はできている
link
ハンネマン
volume_up

覚悟? そのようなもの、不要だ。 何も君を実験台にしようというのではない。
link
ハンネマン
volume_up

我輩は君の紋章の力を欲したのではなく、 君を欲したのだから。
link
ハンネマン
volume_up

まずは君自身のことをじっくりと 研究させてもらうよ。
link
ハンネマン
volume_up

……そうだな。何だったら、 君が我輩を研究してくれても良いのだぞ?
link
ハンネマン
volume_up

他人に研究されるという経験は、 実は我輩はまだない。
link
ハンネマン
volume_up

我輩の初めてを、君に捧げよう。
link
ハンネマン
volume_up

ふうむ……実に楽しそうな未来ではないか。 君と、我輩のな。