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ベレト enters the scene
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イエリッツァ enters the scene
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イエリッツァ
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……その剣の冴え、その剣の閃き。 いつ見ても、見事だな……。
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イエリッツァ
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その剣ならば…… この命にも届くか……?
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イエリッツァ
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甘いな……。 その甘さ、いずれ死を招くぞ……。
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イエリッツァ
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さあ、な…… そうなのかもしれん……。
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イエリッツァ
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かつて…… お前と聖廟で見えた時、直感した。
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イエリッツァ
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私を殺すのは、お前のほかにいないと…… お前の剣ならば、私を斬れると……。
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イエリッツァ
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今思えば……お前との出会いは、 必然だったのかもしれん……。
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イエリッツァ
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あの時から…… ずっと、そう思っていた……。
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イエリッツァ
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初めは、私もそう思っていた…… なぜ、“死神”がお前に執着するのか……
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イエリッツァ
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それは、そうかもしれん……
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イエリッツァ
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だが、あの時……確かに“死神”は 天帝の剣を振るうお前に、魅せられた……
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イエリッツァ
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そして私も今……お前と共に戦ううち その剣に、魅せられている。
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イエリッツァ
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お前と死合えんのが…… 本当に、惜しい……。
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イエリッツァ
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いや…… 今は、やめておこう。
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イエリッツァ
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そうだな……くだらん戦いなど、 早々に決着をつけてしまうのがいい……。
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イエリッツァ
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フォドラの統一も……教団の打倒も…… 私にとっては何もかもが些事……。
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イエリッツァ
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私に必要なのは、 お前をおいてほかにない……。
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イエリッツァ
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そうだな…… ある意味では、そうかもしれん……。
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イエリッツァ
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ああ……。 剣の腕に、磨きをかけておけ……。
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イエリッツァ
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つまらん相手に、斬られるな……
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イエリッツァ
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剣を交わし、私とお前のどちらが死ぬか…… それを、確かめねばならん……。
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イエリッツァ
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今は……その瞬間に 思いを馳せるだけに留めよう……。
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イエリッツァ
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私の剣を、すんでにかわし…… お前の剣が、私を貫く……
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イエリッツァ
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私は崩れ落ち、息絶える…… あるいは、私の剣がお前を……
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……まだ続く?
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イエリッツァ
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……いや……これくらいにしておこう。 お前を斬りたくて、堪らなくなる……。
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イエリッツァ
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逸楽を得るその日を待つ間は…… お前と肩を並べて戦うのも、悪くない……。
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イエリッツァ
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ふ……そうだな。
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イエリッツァ
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お前の運命は、私と共にある。 地獄の果てまで、逃がしはせん……。