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クロード enters the scene
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クロード
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フッ……!
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クロード
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……よし。
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シャミア enters the scene
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シャミア
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クロードも、良い腕をしているじゃないか。
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クロード
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あれ、シャミアさん。あなたから 声をかけてくれるなんて珍しいですね。
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シャミア
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そうか?
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クロード
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俺に頼みがあるわけじゃないですよね? てことは、俺に興味が?
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シャミア
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いや、興味はないが。
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クロード
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即答とは手厳しいな。
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シャミア
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前に、居場所がどうこうと言っていたろ。 ここは、君の居場所だったか?
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クロード
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ああ、今のところはそのつもりです。
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クロード
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俺にはこの場所に留まって、 やりたいことがありますからね。
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クロード
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ただ、やりたいことをやっちまったら、 その先はわかりません。
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クロード
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また別の居場所を 探すことになるかもしれない。
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シャミア
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それは皆、同じだ。 面白くないぞ、先がすべてわかっていたら。
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シャミア
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その時々の状況や気分で、 ころころ変わるのが居場所ってものだ。
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シャミア
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で、居場所を変えた後、その選択が 本当に正しかったのか……自問する。
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クロード
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そうやって、迷いながらも生き方を 選んでいくのが、人の定めなんでしょう。
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クロード
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けど、今この瞬間は、俺もあなたも、 ここを居場所に定めている。
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クロード
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たとえ刹那的な偶然だとしても、ね。
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シャミア
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何が言いたい?
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クロード
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いつまで続くかもわからない、この奇跡的な 瞬間を大事にしたいもんだと思いまして。
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クロード
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失ったら、もう二度と取り戻せないかも しれませんからね。……そうでしょう?
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シャミア
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それは口説き文句か? フ……君は面白い奴だな。