カスパル & シャミアＣ / houses.fedatamine.com

シャミア enters the scene

カスパル enters the scene

なあなあ、シャミアさん！

凄かったよなあ、この前、見せてくれた弓の腕！

あんな離れた的の、ど真ん中に立て続けに当てちまうんだもんな！

……たいしたことじゃない。

いやいや、凄えかっこよかったぜ！今度、弓の技を教えてくれよ！

……気が向いたらな。

おっしゃあ！じゃあ、明日でいいか？

いや、確約はできん。気が向いたらと言ったろ。

ええー、何でだよ！他の奴とは約束してなかったか？

ま、まさか、オレじゃあ駄目だってのか！？何がいけねえんだ！　教えてくれ！

別に君がどうこうではないが……。まあ教えてやろう。

私は帝国が好きじゃない。ダグザの出、と言えばわかるだろ。

！　ダグザって、あのダグザだよな。数年前に帝国とデカい戦争やった……

フォドラのずっと西、海の向こうにある大地の……。

そうだ。まあ戦争は昔の話だが。

そうだったのか……。そりゃ、帝国は嫌いだよな。

しかもオレの親父は、その戦争で大将軍として軍を率いてたはずだ。

ダグザ人を殺しまくった奴の息子なんか、関わりたくねえよな……。

そこまでじゃない。

君らの世代に思うところはないから、気にするな。

紅花の章
Else

エーデルガルトにも感謝しているくらいだ。嫌いな古き帝国を、ぶっ壊してくれたと。

え？　じゃあ何でオレに弓を教える約束はできないって言うんだよ！

……君もさっき言っていたろ。他の奴に教える約束がある。

同時に何人も教えるほど暇じゃない。だから当面は確約はできん。

そ、そういうことかよ！あっはっは、心配して損したぜ！

まあ、昨日の敵は今日の友って言うしな！オレはシャミアさんと絆を深めてえ！

シャミア leaves the scene

ダグザと帝国なんていう、わだかまりを捨てて、な！