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イグナーツ
………………。
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ローレンツ
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……何をしている?
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イグナーツ
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うわあああああ! び、びっくりしたあ……。
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ローレンツ
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驚きすぎだ。 ……絵を描いているのか?
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イグナーツ
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みんなの動きを絵に残しておいて、 後で練習しようかな、と……。
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イグナーツ
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人目があると、 あまり訓練に集中できませんから……。
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ローレンツ
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ほう、それにしても見事な絵だな。 躍動感があって、今にも動き出しそうだ。
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イグナーツ
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そ、そうですか? ……実はボク、画家になりたくて。
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ローレンツ
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ほう……確かに、君ほどの腕があれば、 絵で生計も立てられそうだな。
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ローレンツ
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何より、絵を描いている時の君は、 普段の君と違って実に堂々としていた。
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ローレンツ
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そうだ! 将来は僕のお抱え画家に……。 いや? 前に聞いた話と違うな。
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ローレンツ
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君は騎士として僕に仕える予定じゃ なかったのか?
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イグナーツ
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ボクを騎士にするのが父の希望なので…… 画家にはなれないんです。
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ローレンツ
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ああ……そんなことを言っていたな。 ならば、絵も描ける騎士になればいい。
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イグナーツ
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え、絵も描ける、騎士……?
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ローレンツ
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君の絵描きとしての腕はこの僕が保証する。 世に埋もれさせておくには惜しい才能だ。
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ローレンツ
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絵の腕も一流という稀有な騎士なら、 是非、僕も雇いたいのだがね。
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イグナーツ
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え、あ、あははは……。 その発想はありませんでした。
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イグナーツ
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でも、どうしてそんなに、 ボクを買ってくれるんですか?
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ローレンツ
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戦いの技術が騎士のすべてではない。 礼儀、気遣い、そして芸術的な感性。
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ローレンツ
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審美眼も絵の腕も優秀な人材など、 貴族の値打ちを上げる逸材じゃないか。
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イグナーツ
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……ふふふ。ローレンツくんって、 意外と突飛な発想するんですね。
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イグナーツ
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ありがとうございます。 少し自信がつきました。
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ローレンツ
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礼などいい。 迷える民を導くのも貴族の責務だからな!