ヒルダ & セテスＣ / houses.fedatamine.com

ヒルダ enters the scene

セテス enters the scene

あ、セテスさま。こんにちはー！　では、さようならー……。

待て、ヒルダ。 ……どうだ。体の調子は。

え？　……ああ、はい。おかげさまでー。　

そうか。体調不良を理由に、掃除当番を代わってもらっていたと聞いたのでな。

あはは……流石はセテスさま、何でもご存じなんですねー。

その前は、食事の配膳を頼んでいたな。 ……手首を痛めたとか。大事ないか？

ええ、おかげさまで……。そーんな、どうでもいい話までご存じなんですねー。

模擬戦への参加を交代してもらったこともあった気がするな。頭痛がするとかで……

あたし、ほんと体が弱くて……コホコホ。みんなにはお世話になりっぱなしですー。

うむ。嫌な顔せず頼みを聞く。最高の友だ。大切にするように。そして恩は返せよ。

は、はあい……。それじゃ、失礼……

ヒルダ。

……ひっ。ま、まだ何かご用でしょうか……？

今日の祈りを捧げに、礼拝堂に行くのだが、君も一緒にどうだ？

い、いえ。遠慮させていただきますわ。今日のお祈りは済ませましたので……。

それは重畳。これからも主への感謝を忘れぬようにな。

日々、主に祈りを捧げ、己を省み、主に恥じぬ行いを心掛けることが肝要だ。

……主は、すべてお見通しであられるのだからな。

……っ！

では、これで。

は、はあい。ご機嫌よう……。

セテス leaves the scene

こ、怖すぎるうー！あれ、絶対わかって言ってるわ。

セテスさま流の「怠けてんじゃねーよ」ね。いっそ普通に叱ってくれないかなあ……。

だからセテスさまにはあんまり近づきたくないのよね……。