レオニー & セテスＢ / houses.fedatamine.com

レオニー enters the scene

セテス enters the scene

セテスさん、こんにちは。 ……あ、今日は籠にいっぱい入ってますね！

ああ、君のおかげで、餌を付けられるようになったのでな。

それにしたって、こんなに釣れます？

私なりに釣り方を工夫した成果だな。少し、欲が出てしまってね。

欲、ですか？

実際に魚が釣れるようになると、何匹釣ったのかを意識するだろう。

魚の数が増えていく、という単純なことが、案外と意欲となるらしい。

そして、これをまたレオニーに調理してもらったら……と思うと、楽しくてな。

年甲斐もなく、夢中になってしまったよ。

確かに、何匹釣ったってわかると、もっと釣ってやる！ってやる気出ますよね。

おかげで釣りの新しい楽しみ方を得た。レオニーのおかげだな。

大げさですよ。それを言うなら、わたしだってそうです。

ほう？

わたし、魚を食べたいって時しか釣りなんてしなかったんですけど。

最近は、頭や体を休める目的で釣りをするようにもなったんですよ。

ここじゃ飯は切実じゃありませんからね。 ……まあ、釣った魚は食べますけど。

ほう、ではお互いに釣りの新しい目的を得たわけだな。

それで、今日はどっちなんだ？食べたいのか？　休みたいのか？

息抜きのつもりでしたが、セテスさんが釣った魚を見てたら、食欲が……。

ははは、後で君のところに持っていこうと思っていた魚だ。好きなだけ食べてくれ。

やったあ！　じゃあ、一緒に食べましょう。料理はわたしに任せてくださいね！