link
ディミトリ enters the scene
link
ドゥドゥー enters the scene
link
ドゥドゥー
volume_up

殿下。このような夜更けに、 どこへ行かれるのです。
link
ディミトリ
volume_up

……書庫へ調べ物に。 それが済んだら、軽く鍛錬して休む。
link
ドゥドゥー
volume_up

そうでしたか。 では、お供いたしましょう。
link
ディミトリ
volume_up

……いや、いい。 もう子供じゃない、勘弁してくれ……。
link
ドゥドゥー
volume_up

ですが殿下、昨日訓練中にお怪我なさったと 聞いています。もし、また何かあれば……
link
ディミトリ
volume_up

ただの打ち身だ、すぐに治る。 それよりもドゥドゥー、お前……
link
ドゥドゥー
volume_up

殿下、何かご不満でも……? 直せることであれば、すぐにでも。
link
ディミトリ
volume_up

……それだ。
link
ドゥドゥー
volume_up

は……?
link
ディミトリ
volume_up

お前はいつから俺のことを 殿下、と呼ぶようになった。
link
ディミトリ
volume_up

出会った頃のお前は、 俺を名前で呼んでいただろう。
link
ドゥドゥー
volume_up

……それは、その。 フォドラの言葉には、不慣れだったために。
link
ドゥドゥー
volume_up

今思い返せば、 無礼極まりない振る舞いでした。
link
ディミトリ
volume_up

俺には、あちらのほうが好ましいな。
link
ディミトリ
volume_up

王子としての敬称で呼ばれるよりも、 名前で呼ばれるほうが気楽でいい。
link
ドゥドゥー
volume_up

ですが……。
link
ディミトリ
volume_up

俺に対する礼儀を弁えさせるために 読み書きを教えてやったわけではない。
link
ディミトリ
volume_up

お前を士官学校に通わせたいと言ったのも、 従者としてではなく、友人として、だ。
link
ドゥドゥー
volume_up

ですが殿下、ご理解ください。 おれは殿下の友人ではなく、従者なのです。
link
ディミトリ
volume_up

……お前と出会って随分経つが、 こればかりは埋まらない溝だな。
link
ディミトリ
volume_up

まあいい。とにかくお前は、 先に部屋に戻って休め、ドゥドゥー。
link
ドゥドゥー
volume_up

! なりません、殿下。 おれも同行すると言ったはずです。殿下!
link
ディミトリ
volume_up

その過保護ぶりも、そのうち 何とかしたいところなんだがな……。