link
エーデルガルト enters the scene
link
エーデルガルト
volume_up

マヌエラ殿、入りますね。
link
エーデルガルト
volume_up

ひえっ……! 何ですか、この部屋は!?
link
マヌエラ
volume_up

あらあ……見ちゃったのねえ。 見たからには……ふふ、わかってるわね?
link
エーデルガルト
volume_up

……ええ、手伝えばいいのでしょうか? でも何をすればこんな惨状が……
link
マヌエラ
volume_up

……聞かないで。 男に振られてしばらくはこうなるのよ……!
link
エーデルガルト
volume_up

理解しました……。 片づけましょう。
link
マヌエラ
volume_up

ありがとう、助かっちゃったわ。 それで、何かあたくしに用だった?
link
エーデルガルト
volume_up

近頃、マヌエラ殿が本調子でないと 聞いたので、様子を見に来ましたが……
link
エーデルガルト
volume_up

理由を問う前に明らかになりましたね。
link
マヌエラ
volume_up

それは、そうよねえ……。
link
マヌエラ
volume_up

じゃ、何かお礼できないかしら? 部屋の片づけを手伝ってもらったお礼。
link
エーデルガルト
volume_up

そうですね……。 なら、質問に答えてもらえますか?
link
マヌエラ
volume_up

いいわよ。 あたくしに質問なんて、何かしら?
link
エーデルガルト
volume_up

以前、貴方が引退した理由を 聞いたことがありましたよね。
link
エーデルガルト
volume_up

貴方は、女神は心の支えだけれど、 体を支えるのは貴方自身だと言った。
link
エーデルガルト
volume_up

その意味が、私にはわかりませんでした。 どういうことなのでしょう?
link
マヌエラ
volume_up

そんなこと言ったかしら。 まあいいわ。
link
マヌエラ
volume_up

あたくしが歌劇団に勧誘されてから、 歌姫として舞台に立つまでに……
link
マヌエラ
volume_up

いろいろなことがあったからよ。 きっと。
link
エーデルガルト
volume_up

いろいろなこと?
link
マヌエラ
volume_up

そう……いろいろなこと。
link
マヌエラ
volume_up

主の授けてくれた歌声は、あたくしを 舞台の袖まで連れて行ってくれた。
link
マヌエラ
volume_up

でもそこから……競争相手に勝ち、人々に 認められ、舞台の真ん中に立つには……
link
マヌエラ
volume_up

あたくし自身が、苦労を重ねながら 独りで成し遂げるしかなかったの。
link
エーデルガルト
volume_up

……私は、誤解していたみたいです。
link
エーデルガルト
volume_up

女神を深く信ずる人は皆、どこか心が弱く、 独りでは立てないのだと思っていた……
link
エーデルガルト
volume_up

けれども、貴方のような人もいたのですね。